【概要編】Ethereumアドレスが分かり辛い?だとしたらENSを検討してみよう!

突然ですが、
「あ〜、Ethereumアドレスは、正直分かり辛いし、覚えられない!」
と、思うことはありませんか?
これは、Ethereumだけでなく、ビットコインを始めとして、ほぼ全ての暗号通貨に当てはまることだと思います。

もっと分かりやすい名前を使うことはできないか?
Ethereumにはあるんです!

その名も、「Ethereum Name Service」
これはDomain Name System(DNS)のEthereum版と言えます。

 
Domain Name System(DNS)とは
まず、DNSについて簡単にご説明します。
インターネットのサイトに接続する時、DNSが存在しなかった頃は、IPアドレス(例えば、192.168.○○○.○○○)を入力しなければなりませんでした。
しかし、IPアドレスは私たち人間には覚えづらいため、より使いやすくするためにDNSが考案されました。
DNSはドメインとIPアドレスの対応を管理するシステムです。

ドメインは例えば弊社でいうと、bacoor.coです。
これをブラウザに入力すれば弊社のホームページが表示されます。
DNSを管理するサーバーが、bacoor.coは対応するこのIPアドレスに接続する、というように情報を自動で変換します。
そしてその情報を元に、ブラウザは弊社のホームページにアクセスすることができます。

 
Ethereum Name Service(ENS)とは
ENSは人間には覚えづらい「Ethereumアドレス」を、可読性の高い「examples.eth(以下、Ethereumドメインと呼びます)」のような形に変換するサービスです。これがないと、1文字の打ち間違いで違うアドレスに送ってしまって、資産を失ったということにいつかなる可能性があります。(Ethereumドメインを用いても、打ち間違いが完全に0になる訳ではないですが)
すなわち、examples.ethで検索すると、対応するEthereumアドレスが表示されます。

Ethereumドメインはスマートコントラクトを用いて管理されています。スマートコントラクトは応用される範囲が広く、本当にワクワクしますね!

では、どのようにして自分のEthereumドメインを取得できるのでしょうか。

 

以下のリンクより取得可能です。

公式サイト(接続するWalletにはMetaMaskのみ使用可能)

MyEtherWallet(接続するWalletには、MetaMask / Mist・Ledger Wallet・TREZOR・Keystore / JSON File・秘密鍵等が使用可能)

 
ENSを取得する方法
以下にその方法をご説明します。

まず、ENSの取得方法は、オークション形式になっています。

入札してから取得できるまで、最大5日間かかります。ここは短縮できません。

 
非公開期間
最初の3日間は非公開期間で、この段階では誰が入札をしたか分かりません。

この段階での最低入札額は0.01 Etherです。
ここでは、3項目を入力する必要があります。

実際の入札額(Actual Bid Amount)

これは、自分がそのEthereumドメインを入札するために用いたいEther枚数です。

入札額を隠すための入力値(Bid Mask)

これは、Actual Bid Amountがいくらなのかを隠すために設定する値です。これがあることで、送信したEther枚数がEthereumのブロックチェーンで見えたとしても、他の人に実際はいくらで入札をしたいのか隠すことができます。
Actual Bid Amount以上の値のみ設定可能です。
非公開期間での入札では、このBid Mask分のEtherが送信されます。

秘密のフレーズ(Secret Phrase)

これは、自分が本当の入札者なのかを証明するためのフレーズとなります。

※この時、Actual Bid Amount・Secret Phraseの2項目を忘れずにメモしておく必要があります。これを忘れると次の公開期間で自分の入札を公開できず、送信したEtherを失ってしまうことになります。

 
公開期間
次の2日間は公開期間で、自分がいくら入札したのか公開します。

この期間に入ると、新規入札者は参加できません。よって、もしこの段階で入札者が自分一人の場合は、必ず取得できるということになります。

自分の個人名など、そこまで人気出ないと思った場合は、非公開期間で最低金額の0.01Etherで入札しておくのもありです。

公開期間が終了した時、以下のパターンに分かれます。

もし多数の入札が入っていて自分が最高入札者だった場合、自分の入札額から2番目の高額入札額を引いた額が返却され、残りはロックされます。
もし多数の入札が入っていて自分が最高入札者でなかった場合、入札額の99.5%が返却されます。0.5%は手数料として差し引かれます。
もし自分のみ入札者で、0.01 Etherのみ入札額として用いた場合、0.01 Etherのみロックされます。

ロック期間は最低1年間です。それ以降はドメインを解放して、ロックしていたEtherを受け取ることが可能です。

※公開期間で公開をしなかった場合全ての入札額を失うことになるので、必ず公開を行なってください。くどいようですが、非公開期間で入札をした際にActual Bid Amount・Secret Phraseの2項目を忘れずにメモしておいてください。

 
入札完了
最後に、入札した人は、finalize関数を実行することで、このドメインが自分のものになります。その後、自分の好きなアドレスにこのドメインを設定することも、サブドメインを作成することも可能になります。

 
まとめ
いや〜、Ethereumドメインの取得は結構大変ですね。

でも、今後Ethereumが決済手段として普及してきた時、Ethereumドメインを持っていると本当に便利になると思います。

「じゃあ、myexamples.ethに送信しておいて。」といえば受け取れますからね。

QRコードもとても便利ですが、Ethereumドメインを使えばメール等でも簡単に伝えることが可能になります。

 

この機能は今後 HB wallet でも使用できるようにする予定です。

乞うご期待ください。

 

以上、今後とも宜しくお願いいたします。

MOBLOCKさまにてHB Walletが紹介されました

MOBLOCK様にて弊社HB BLOCKCHAIN INTERFACE を紹介していただきました。

非常にわかりやすく丁寧な記事を書いていただき、ありがとうございます。

http://moblock.jp/articles/17407

このMOBLOCK様のサイトも弊社熟読させていただきましたが、

暗号通貨の事や各取引 所の事が公平に、わかりやすく、詳細に記載されています。

 

是非、暗号通貨ファンの方はご覧になってください。

http://moblock.jp